2022年2月22日

Feature Flags

Feature Flagsの公開API対応

Harness Feature Flagsで公開APIが利用可能になり、開発者はコーディングで作業できるようになりました。UIにさようなら!

public apis feature flags - 1.webp

この度、Harness Feature Flagsに公開用APIが追加されましたので、お知らせいたします。これにより、Feature Flagsのユーザーは、フィーチャーフラグの作成、編集、管理の全てをコードで行うことができるようになりました。

UIでなく、コーディングしたい

気の利いたUIであっても、必ずしも仕事を成し遂げるための最も効率的な方法とは限りません。UIは視覚的に分かりやすく、ダッシュボードやレポートなどの機能性を提供しますが、それらは日々の業務に必ずしも関連しているとは限りません。特に、既に多くのツールやUIを持っている開発者にとっては、より効率的にフィーチャーフラグを管理する方法が必要です。

以前のHarness Feature FlagsのGit同期についての記事で、開発者が自分に最も適した方法で仕事をすることが重要である理由を書きました。開発者が直面する問題を解決するためのツールや方法はたくさんありますが、全ての開発者が行う仕事に共通しているのは、コーディングするということです。

機能管理システムのようなものでは、新しいフラグを作ったり、既存のフラグを編集したり、顧客に与える影響範囲を管理したりするのが日常的な仕事だと想像してください。これは、開発者がデータベースに対して行うことと非常に似ています。しかし、彼らはデータベースへの問い合わせやUIでの変更を行うのではなく、コードの中で行います。

フィーチャーフラグの開発をよりシンプルにするために

public apis feature flags - 2.png

これに対する答えは簡単で、開発者がコードで作業できるようにすることです。レポートやダッシュボードなどのUIで必要な管理機能は必ずしも必要ではありませんが、フラグを作成、編集、管理できることは日常的なタスクです。

Harnessでは、開発者ファーストの精神に基づき、Feature Flagsユーザーがフラグの作成、編集、管理に利用できる独自のパブリックAPIをリリースしました。APIの威力について、これ以上説明する必要はないでしょう。

APIを利用することで、開発者中心のツールになるだけでなく、機能管理の自動化プロセスを構築することができます。これは、新機能のロールアウトやプログレッシブデリバリーのようなものに特に有効です。機能がリリースされたり、設定の変更が必要になったりするたびに、ロールアウト用の新しいフラグやルールを手動で作成する代わりに、プログラムでこの作業を処理できるため、機能のロールアウトがよりシンプルになります。

多くのフラグや関係するチーム、機能管理に関わるさまざまなプロセスがあるチームにとって、ビジネスロジックのコードで全てを管理できれば大きな時間とストレスの節約になることは想像に難くないでしょう。また、チームの規模が大きくなればなるほど、APIを使用することで、更新、より厳しいポリシーの作成、フラグの削除など、フィーチャーフラグのライフサイクルの管理方法をより巧妙に行うことができるようになります。

私たちは、この重要なフラグのライフサイクル管理の問題を、まだ誰もやっていない方法で、まもなく解決する予定です。APIコールを使うか使わないかに関わらず、フィーチャーフラグの開発者と利用者の両方の仕事が著しく楽になるはずです。


始めるには

既にHarnessのFeature Flagsをお使いの方は、パブリックAPIのドキュメントにアクセスして、何が利用できるのか、どのように使うのかを詳しくご覧ください。

また、まだHarnessの利用を申し込んでいないが、これから始めたいという方は、簡単に無料トライアルに申し込んで、APIを実行に移すことができます。それでは、Happy developing!


この記事はHarness社のウェブサイトで公開されているものをDigital Stacksが日本語に訳したものです。無断複製を禁じます。原文はこちらです。

Harnessに関するお問い合わせはお気軽にお寄せください。

お問い合わせ