2022年1月19日

Continuous Delivery

DevOps

製品アップデート

Continuous Deliveryを実現するソースを提供開始

Harness Continuous Deliveryのソースが公開されました! CD Community Editionのダウンロードと使用方法についての簡単なチュートリアルに参加してください。

 

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煩雑な手続きなし。導入の障壁はありません。

企業がKubernetesとマイクロサービスに移行する中、Harnessは最新のソフトウェアデリバリーに取り組むために、初のContinuous Delivery-as-a-Serviceソリューションを開発しました。Harnessは、新しいテクノロジーの複雑性を抽象化することで、企業や中小企業のデプロイをより速く、より信頼性の高いものにしてきました。そして今、私たちは世界トップクラスのCDパイプラインを、ソース利用可能なライセンスを通じてユーザーに提供することにしました。私たちの目標は、開発者が私たちのプラットフォームを体験することを妨げる障壁を取り除くことです。

大企業の開発者は、Harness CDの使用を開始するために、何時間ものセキュリティーレビュー、役員会議、社内交渉に直面していますが、煩雑な手続きを回避して、すぐにデプロイすることができます。

企業との契約をせずにソフトウェアを導入する必要がある中小企業のチームは、最初のパイプラインをおよそ15分で構築し、導入することができます。

自分のマシンで最新のソフトを試したいという開発者には、HarnessCDを簡単に評価する方法があります。 

Harness CD Community Editionは、Polyform Shield Licenseというソース使用可能なライセンスで提供されており、ほとんどのユーザーは無償で使用できます。私たちは、Droneのようなオープンソースの技術を持ち、将来的にはより多くのコードをオープンソースで共有する予定です。私たちのオープンソースへの取り組みについてもっと知りたい方は、私たちのウェブサイトをチェックしてみてください。

 

Harness CD Community Edition

Harness CD Community Editionは、当社のContinuous Delivery製品の既存のEnterprise Editionに加わります。最初のバージョンは、Kubernetesでのみ対応可能(あらゆるプラットフォーム上で対応可能)で、近い将来、AWS(EC2、ECS、ASG、CloudFormation、Lambdaなど)、Azure(VMSS、WebApps、AKS、ACR、ARM、Blueprint)、 .NET、Google Cloud Build、VMware Tanzu、Serverlessデプロイメントに対応する予定です。ユーザーは、自動化されたカナリアとブルーグリーンデプロイメント、自動化されたインフラストラクチャープロビジョニング、統合された承認と通知フロー、開発者に優しいpipeline-as-code体験など、Harness CDの主な機能にアクセスできます。また、Harness CD Community Editionには、ユーザーと機密情報の管理、承認ワークフローが組み込まれています。

Harness CD Community Editionは、ダウンロード後、3GBのRAMと2CPUを搭載したラップトップまたはVM上で実行できます。ダウンロード後、クイックスタートガイドにより、15分でパイプラインを作成し、デプロイできるはずです。Harness CD Community Editionのユーザーは、いつでも有料プランにアップグレードできます。
 

パイプラインのインストール、ビルド、デプロイ方法

Harness CD Community Editionは、GitHubで公開されています。

Harness CD Community Editionを使う前に、Docker Desktopをインストールするか、HelmチャートをインストールできるKubernetesクラスターを用意する必要があります。この記事では、Docker Desktopオプションを使用します。Docker DesktopのResourcesタブで、メモリを3GB RAM、CPUを2CPUに増やします。Harness CDをインストールした後、そのクラスターへのネットワーク接続が可能であれば、任意のKubernetesクラスターにマイクロサービスをデプロイできます。最も簡単な方法は、Docker Desktopに同梱されている組み込みのKubernetesクラスターを有効にし、このクラスターにも追加のメモリーとCPUリソースを割り当てるようにすることでしょう。

以上の条件を満たしたら、Harness CD Community Editionをインストールします。以下のコマンドを実行して、Harness Git リポジトリーの内容をローカルディレクトリー(docker-compose フォルダー) にクローンしてください。
 

git clone https://github.com/harness/harness-cd-community
cd harness-cd-community/docker-compose/harness

次に、以下のコマンドを実行し、必要なHarnessイメージをダウンロードし、コンテナを起動します。

docker-compose up -d

次に、ここでアカウントを作成する必要があります。 http://localhost/#/signup。これで準備は完了です。Harnessウィザードは、プロジェクトのセットアップ、パイプラインのセットアップ、最初のデプロイメントを完了するのに役立ちます。

 

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またHarness CD Community Edition Quickstart doc では、標準のローリングデプロイメント戦略を使ってKubernetesクラスターに nginx サービスをデプロイする方法を紹介しています。このパイプラインを実行すると、以下のようなデプロイメントを確認できます。

 

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始まりの一歩

今回のリリースは、Harness CD Community Editionの最初のGAリリースであり、SaaSのサブセットを使い、お客様自身で実行可能なソフトウェアを作れるようにする初めての試みです。SaaSとソフトウェアは全く異なるメディアですので、ぜひフィードバックをお願いします。コミュニティーページでは、フィードバックや質問を受け付けています。

Harness CD Community Editionの詳細を知るためにライブに参加しましょう。

GitHubにHarness CD Community Editionへのリンクがあります。新しい年に継続的デリバリーをどのようにレベルアップできるかを、15分あればダウンロードとデプロイをして確認できます。


この記事はHarness社のウェブサイトで公開されているものをDigital Stacksが日本語に訳したものです。無断複製を禁じます。原文はこちらです。

 

 

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