2022年9月15日

GitOps

Harness GitOps-as-a-Serviceの一般提供を開始、スケーラビリティー、コントロール、セキュリティーを企業向けに提供

GitOpsが継続的ソフトウェアデリバリーの新しい業界標準へと進化する中、Harnessでは、市場で最も包括的なソフトウェアデリバリープラットフォームの一部として、スケールに耐えるガバナンス、信頼性、可視性を備えたGitOpsデプロイのための一般利用可能なエンタープライズ機能を紹介できることを誇りに思います。

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本日、フルマネージド型のHarness GitOps-as-a-Service一般提供を開始することを発表します。このサービスは、GitOpsの展開において、ガバナンスと信頼性と可視性を備えたた企業全体にわたる制御を大規模に実現します。

 

開発者は、マイクロサービスアーキテクチャーにおけるアプリケーション開発の複雑化と、より頻繁なアプリケーションのデプロイメントという要求に直面しています。GitOpsは、現在世界で最も広く利用されている最新のバージョン管理システムであるGitを、コンテナベースの継続的インテグレーションと継続的デプロイのための単一のソースとして使い、開発チームが速度を上げ、システムの信頼性を向上できるようにします。しかし、既存のGitOpsソリューションのほとんどは、企業顧客が必要とする可視性や制御、スケーラビリティーに欠けています。 

 

Harness GitOps-as-a-Serviceは、Cloud Native Computing Foundation(CNCF)発のオープンソースArgo CDプロジェクトをベースに構築されており、開発者が好む光速のデプロイと軽量なオペレーションを実現し、エンタープライズクラスのセキュリティーとガバナンスとスケーラビリティーで次のレベルへ進化させることができます。

GitOps-as-a-Serviceは、DevOpsチームが必要とするスケーラビリティーと制御で開発者のエクスペリエンスを向上させます

GitOpsは、開発者に優しいデプロイメントソリューションを提供することで、ますます人気が高まっています。従来のGitOpsの実装はセットアップが簡単ですが、大規模な実装を管理するのは難しいという声が聞かれます。

 

GitOpsをより簡単で安全に管理しやすくするために、私たちは、Harness Software Delivery Platformの一部として、ホストされたGitOps-as-a-Serviceソリューションを一般利用できるようにします。

 

「GitOpsは継続的ソフトウェアデリバリーについての業界のパラダイムとなりつつあり、摩擦のないデプロイメントソリューション探しに苦労していた開発者にソリューションを提供しています。多くの企業がGitOpsやArgoの利便性を好む一方で、Argoが提供しないセキュリティーやガバナンスの要件を満たす必要があります」と、HarnessのCEO兼共同創業者のJyoti Bansalは述べています。さらに「Harness GitOps-as-a-Serviceは、セキュリティー、ガバナンス、スケーラビリティーを含む最も包括的なCDソリューションをトレードオフなく開発者に提供するという私たちの約束を実現します 」と述べています。

企業のニーズに合わせて構築

GitOpsは、デプロイのラストマイルをオーケストレーションする方法と見なされがちですが、歴史的には企業の要件に対応しませんでした。このニーズに応えるため、Harness GitOps-as-a-Serviceは、ワールドクラスの開発者体験と、アプリケを迅速にデプロイするために必要な企業のセキュリティーと統制を提供します。さらに、デプロイメントを完全に可視化し、エンタープライズクラスのスケールで大量のデプロイメントを管理する機能も備えています。 

 

Harness CD & GitOpsのユニークな点は、以下のとおりです。

ガバナンス

Harnessは、エンタープライズクラスのセキュリティーと制御を提供し、誰でもガバナンスを実施できるようにします。チームは、あらゆるコンプライアンス標準とセキュリティポリシーを確実に遵守しながら、独自のソフトウェアデリバリープロセスを進めることができます。


このアプローチには
 

  • Policy as CodeとHarnessのOPA(Open Policy Agent)の統合により、ソフトウェアデリバリープロセス、ガバメントパイプライン、デプロイメントにおけるポリシーの作成・管理・適用を可能にします。
  • 監査証跡により、誰もが一箇所でイベントを追跡・確認できるため、「いつ、何が変わったのか」という疑問が生じず、コンプライアンスを維持し、監査時にもストレスなく対応できます。
  • 組織全体で特定のアクションを実行するためのアクセス権を持つ人を簡単にカスタマイズして管理できるきめ細かい役割ベースのアクセス制御(RBAC)を実現します。 
  • 統合されたシングルサインオン(SSO)により、セキュリティーの向上、コンプライアンス遵守、開発者の省人化によるユーザビリティーの向上が期待できます。

安心してスケールアップできるデプロイメント

Harness GitOps-as-a-Service では、セットアッププロセス全体を宣言的にオーケストレーションできるため、組織全体での拡張が容易になります。プルリクエストパイプラインを追加することで、標準的なGitOpsのデプロイメントにパイプラインオーケストレーション層を追加し、各デプロイメントを個別に管理することなく、複数のサービスや環境に変更を簡単に伝えられるようになります。

 

パイプラインを使ってGitOpsをオーケストレートできるため、ユーザーは継続的検証、自動ロールバック、サービスの信頼性管理などの追加機能を利用できます。これらのガードレールにより、開発者はアプリのダウンタイムを引き起こす危険なく、自信を持って変更をデプロイできます。

一元的な可視化と管理

Harness は、複数の環境にわたる全デプロイメントを管理・表示できる GitOps の集中型コントロールセンターを提供します。サービスや環境の詳細までドリルダウンして、サービスのステータスを確認したり、デプロイの健全性を監視したりすることができます。提供されている以上のデータが必要な場合は、HarnessでカスタムのLookerダッシュボードを簡単に作り、複数の表やグラフを一カ所で視覚化できるため、タブを切り替えることなく関連サービスやデプロイの健全性をすばやく確認できます。 

フレキシブル 

GitOps-as-a-Service では、開発者はホストされているArgo CD ソリューションから始めるか、または独自の Argo CD インスタンスを持ちこめます。開発者が既にArgo CDのセットアップに時間と労力を費やしている場合、GitOps-as-a-ServiceによりHarnessプラットフォームで作業を開始し、企業で必要な追加のガバナンスとスケーラビリティーを獲得することができます。まだGitOpsの利用を始めていないのですか?大丈夫、GitOps-as-a-Serviceを使うことで、スケーラビリティーの問題を起こすことなく、簡単に素早く始められます。
 

Harness GitOps-as-a-Serviceでどんなことができるのか、私たちは楽しみにしていますし、日々、繰り返し、改善していくつもりです

開始までの流れ

GitOps-as-a-Serviceを実際に触ってみたいという方のために、その方法をご紹介します。

 

Harnessを使ってってKubernetesのマニフェストをターゲットクラスタと同期するGitOpsのネイティブ機能を提供します。

 

はじめに、GitOps-as-a-Serviceをセットアップするには、あなたの環境にGitOps Agentをインストールし、HarnessのGitOps Applicationで目的の状態とターゲットの状態を定義します。その代わりに、既存のArgo CDインスタンスをインポートすることで、このステップをスキップすることもできます。GitOpsエージェントは同期オペレーションを実行し、ソースとターゲットのステートにあるイベントに応答します。

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アプリに必要な全エンティティーは「Settings」タブの下にあります。

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準備をクリアしたら、GitOps-as-a-Service を使い始められます

 

では、ビルトインのレポート機能をいくつか見てみましょう。

 

下のスクリーンショットでは1つのデプロイメントに関わるあらゆる種類のリソースの同期と健康状態を可視化するリソースマップを表示しています。ユーザーは個々のリソースをドリルダウンして、そのマニフェストの詳細を表示し、ドリフトを特定できます。

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以下の概要の画面では、全環境における最新の同期と健康状態を把握できます。

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この記事はHarness社のウェブサイトで公開されているものをDigital Stacksが日本語に訳したものです。無断複製を禁じます。原文はこちらです。


 

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